神戸三田にある丁寧な技術が自慢のタイ古式マッサージサロンです。JR三田駅、神戸電鉄三田駅近く。

Tel:079-563-3833受付:10:00~19:00 休業日:不定休

タイ式マッサージとは

タイマッサージの歴史

2500年前にインドから来たシヴァカ・ゴーマラバット師というサンカ(仏教僧集団)の医師が起源とされています。ブッダと交流があった、または主治医とされる人物で、タイでは「医学の祖」と言われています。タイマッサージの技術を霊感によって導き出しただけでなく、ハーブやミネラルに備わっている癒しの力をも発見しました。

その後、寺院で保護されながら発展していくことになるのですが、19世紀前半までどの様に発展したかは、歴史上不明な点が多いとされています。ラマ3世(1824~1851)の時代に、タイ古式マッサージも薬学・美術・文学などとともに壁画や石刻文の形でワット・ポーの境内に残されました。人体を流れるエネルギーライン「セン」、ポイントの位置や症状に対するマッサージの効果が合計60枚の石碑に刻みこまれました。

タイ古式マッサージとタイ伝統医療

タイでは、ラーマ5世(1886-1910年)頃から近代医療が流入し、西洋近代医療とタイ伝統医療は区別され、次第にタイ伝統医療の影が薄くなりました。しかし1980年代に入り西洋近代医療の医師達によりタイ伝統医療復興運動が起こり、アーユルヴェーダ伝統医学専門学校が設立され、更に90年代には状況が好転し、タイ政府が自らその復興の中心となり、タイ伝統医療の制度化、復興化にむけて歩み始めました。

現在ではシリラート病院内にタイ伝統医療専門フロアーが設立され、タイ古式マッサージ、タイの野草を使ったハーバルボールやハーバルスチームバス、漢方薬を取り入れた治療が慢性疾患の患者、色々な症状の患者や出産前、後の妊婦に施されていす。伝統医療フロアーはまるで高級スパの様で、一般人はもちろんのこと、政・財界人も来院しています。近年のタイ国民の伝統医療への関心の高さが感じられます。また上述のアーユルヴェーダ伝統医学専門学校は、マヒドン大学医学部に統合され、タイ伝統医療の研究、教育機関の中心を担っています。タイ伝統医療の今後の更なる発展が期待されています。

タイマッサージの効果、効能

タイ古式マッサージの考え方では、人間のからだには72000本の「セン」と言われるエネルギーライン(経絡に似た生命エネルギーの通路)が流れているといわれています。そのうちの10本が特に重要なものとされています。特に脚部に多いこれらの「セン」に働きかけることでエネルギーの流れを良くし、身体を活性化させていきます。

タイ古式マッサージで、からだに溜まった老廃物を排出し(凝りを取る)、血流、リンパの流れが良くなり、筋肉の柔軟性を増すための老化防止。深い呼吸でのリラックス効果による自律神経のバランス調整。骨格、骨盤のゆがみを調整することで神経痛、関節痛、内臓機能低下などの軽減。慢性病の予防などが期待できます。 マッサージによって全身を刺激することで血行が良くなり、自律神経が整います。結果として、人間が本来持ち合わせている自然治癒力も向上し、内臓・免疫・ホルモンの働きを活性化してくれます。 リラックス効果も高く、こころと身体両方のバランスを整えてくれるマッサージです。

タイマッサージの流れ

手の平や拇指、肘や膝を使いゆっくりとした動きで凝った筋肉をゆるめながら、エネルギーライン「セン」上のポイント(経絡)を圧し、ストレッチでゆっくりと伸ばしていきます。身体の歪んだ背骨や関節を整えていきます。血液やリンパの流れが滞りやすい脚からゆるめていき、腹部または背部、肩、頭部へと進み、血行を促しながら、筋肉の柔軟性を高めます。生命のエネルギーライン「セン」をバランスよく整え、気の流れをスムースにすることにより、自律神経のバランスが整い、緊張していた筋肉も緩み、精神的にも肉体的にもリラックスすることができます。

生命のエネルギーライン「セン」をバランスよく整え、気の流れをスムースにします。タイ古式マッサージは「2人でするヨガ」とも言われています。これは250種類以上もの施術の中から、お客さまの症状や疲労を感じる部位によって最適なポーズ(ヨーガでいうアーサナ)を2人で行うからです。その姿や動きのなめらかさを、タイでは「癒しの芸術」ともいわれています。

※参考文献 【タイマッサージの民俗誌「タイ式医療」生成過程おける身体と実践 / 飯田淳子著】

タイ式マッサージの注意事項

◉以下のいずれかに該当する場合は、タイ古式マッサージをお受けいただく事が出来ません。

  • *熱のある場合
  • *伝染の可能性のある皮膚病の場合
  • *骨折している場合
  • *傷があったり、傷口が開いてしまっている場合
  • *リウマチ、関節炎、痛風その他炎症を起こしている場合
  • *アルコール類を摂取されている場合
  • *骨粗鬆症の方

◉また、以下に該当する場合は、マッサージ前に事前にお知らせくださいますようお願い致します。

  • *食後すぐ(1時間半以内)の場合
  • *癌を患われている場合
  • *心臓疾患がある場合
  • *脳卒中を起こされた方、高血圧の方
  • *糖尿病の方

↑ PAGE TOP